ワオキツネザルの「ジュン」が9月5日の朝、寝室で死亡していました。
前日に前肢が腫れており、治療をしたところでしたが、突然のことに担当者一同大変驚きました。
検査の結果、マムシと思われるヘビの毒が原因である可能性が疑われました。
2002年に当園で生まれ、No.1のメスらしく※、非常に美しい、風格のある個体でした。
これまでに5頭の子どもを残しました。新しいオスを迎え入れたら、また繁殖に関わってもらいたいと思っていたこともあり非常に残念です。
同じ群れだった「ジュン」の娘たちはリーダーを失って、しばらく不安そうな様子が見られましたが、現在は徐々に落ち着いてきました。
子どもを残し、のいちの群れを支えてきてくれてありがとう「ジュン」。
※ワオキツネザルの群れはメスが優位です。