header_info.jpg 高知県立のいち動物公園
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マレーグマの赤ちゃん
kuma03.jpg 2003年4月29日、マレーグマに赤ちゃんが産まれました。当園では2001年8月につづき、2度目の繁殖成功となりました。お母さんの子育てぶりと赤ちゃんの成長の様子をご紹介します。

*写真は15日齢。
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出産準備として雌個体(タオチイ)を産室に隔離する。
4/29 [出産]
夕方の餌の時間に産室より出てこない。産室の前で耳をすませるが、赤ちゃんの鳴き声らしい音も聞こえない。思い切って産室をのぞくと20cmほどの物体がもぞもぞと動いていた。赤ちゃんが産まれていた。お母さんは自分の股のあたりを舐めていた。
4/30 [1日齢]
お母さんは産室にこもりっきりで出てきた様子はない。餌も食べていない。産室からは時々赤ちゃんと思われる鳴き声が聞こえる。落ち着いて育児をさせるため、産室をのぞいたりはしない。
5/1 [2日齢]
夕方、お母さんが産室から出てきて餌を少し食べてあった。前回、繁殖の時は出産後8日目になって餌を食べだしたのに。 2回目でお母さんも落ち着いているのだろう。いい感じだ。
kuma06.gif 5/3 [4日齢]
朝食を与えると、お母さんがすぐに産室から出てきた。お母さんを捜しているのか赤ちゃんが大きな声で鳴く。餌のパンをくわえてお母さんが産室に戻ると、ぴたりと赤ちゃんの声が止む。夕食の時もすぐにお母さんが出てきた。その間に一瞬、産室をのぞく。赤ちゃんは1頭で眼も開いてなく、毛もあまり生えていない。しかし、お母さんを呼ぶ声は力強い。
5/9 [10日齢]
お母さんが餌を食べている間に赤ちゃんを観察する。赤ちゃんは激しく泣きながら、ごそごそとはいまわる。まだ、思うように動けないようで、時々、仰向けにひっくり返る。体や頭は灰色になってきたが、手足はまだ、ピンク色をしている。
kuma04.jpg 5/22 [23日齢]
赤ちゃんは体の色がだいぶ黒っぽくなってきた。体長は約30cm。
5/24 [25日齢]
赤ちゃんの目がうっすらと開いてきている。
5/30 [31日齢]
赤ちゃんはだいぶ頭部が丸みをおびてきてクマらしくなってきた。胸にもU字の白い模様がみられる。
kuma05.jpg 6/4 [36日齢]
赤ちゃんがあまり鳴かなくなってきた。
6/12 [44日齢]
手や足が太く、がっしりとしてきた。前足を突っ張って頭を持ち上げることができるようになる。
6/14 [46日齢]
産室内の汚れが激しく、不衛生になってきていたので、母親を別室に隔離して産室の清掃を行う。清掃中、子グマは鳴いていたが、動き回ることはなく、じっとしていた。
kuma07.jpg 6/20 [52日齢]
前足を突っ張って上半身を起こす。後足はあまり力が入らない様子。

*写真は49日齢です。
6/14 [46日齢]
産室内の汚れが激しく、不衛生になってきていたので、母親を別室に隔離して産室の清掃を行う。清掃中、子グマは鳴いていたが、動き回ることはなく、じっとしていた。
6/29 [61日齢]
後足もしっかりとしてきた。イヌの「お座り」の姿勢で座っていることがある。
kuma08.jpg 7/6 [68日齢]
2度目の産室清掃を行う。
7/11 [73日齢]
母親と子グマが産室から出てきた。子グマの歩行はままならず、よちよち歩き。
7/14 [76日齢]
母親が子グマをエサ(母親の)の置いてある部屋にくわえてつれてきた。子グマはヨーグルトに興味を示し、少し、舐めていた。
kuma84.jpg 7/22 [84日齢]
親子の産室から出てくる回数が増える。
kuma93.jpg 7/31 [93日齢]
産室の扉を目隠しのために覆っていた板を取り外す。親子はあまり気にしない。
8/4 [97日齢]
子グマがバナナ(固形物)を口に入れるようになる。離乳が始まる。
8/7 [100日齢]
子グマに歯が生えてているのを確認する。
エサを舐めるだけでなく、噛む動作を盛んに行うようになる。
kuma112.jpg 8/19 [112日齢]
一般公開に向けて展示場に慣らす訓練を始める。
子グマは母親の後について怖々、展示場に出る。いったん出てしまうと、走り回ったりして活発に遊ぶ。
8/30 [123日齢]
一般公開を開始する。
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