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チョウゲンボウ、リハビリ中!


現在チョウゲンボウのメスが野生動物保護棟でリハビリ中です。2月20日の朝、香南市野市町の民家の庭で座り込んでいたところを保護されました。チョウゲンボウはオスとメスで羽の色が異なり、体全体が茶色いのでメスだとわかりました。
診察すると、左の翼が右より下がっており、レントゲン検査の結果、前腕骨が折れていました。前腕骨は太い骨、細い骨の2本でできており、2本とも折れてずれていました。翌日麻酔をかけて、太い骨の中に金属のピンを入れる手術を行いました。そうすると骨がまっすぐになって、骨折した端同士がくっつき新しい組織が再生するからです。そして、手術の後は左の翼をテープで固定して、広げて動かさないようにしました。
約1ヶ月間そのままにして、レントゲンで骨同士がくっついたかどうかを確認しました。大丈夫そうだったのでピンを抜いて、今は昼間広いケージに放して日光浴を兼ねて飛ぶ練習をしています。治療中に、飛ぶために必要な翼や胸の筋肉が衰えてしまっているので、骨折がくっついた後は飛ぶためのリハビリが必要なのです。十分飛べるようになったら野生に帰します。早く元の生活に戻れるようになるといいです!

*レントゲンはチョウゲンボウを仰向けにして撮影しているので、左右が逆になっています。向かって右側が骨折している翼です。

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腕の骨が折れてずれていました


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太い骨の中に金属のピンを入れました

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左の翼をテープで固定して、しばらく過ごしました

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ただいま飛ぶリハビリ中!