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仲間入り

 2018年11月頃より、ワオキツネザルのジョン君(♂31歳)の眼が病気で見えなくなり、展示場での生活が難しくなったため、2019年1月より入院室で生活することになりました。緑内障による失明と思われます。

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ジョンくん(左)とアンナさん(右)

 入院室に移動してすぐの頃は知らない環境に戸惑い、不安で食欲もかなり落ちていましたが、徐々に慣れ、以前から入院室で暮しているワオキツネザルのアンナさん(♀26歳)と日中一緒に過ごすことで、群れから離れた寂しさも多少和らいできているようです。アンナさんも久々のワオ仲間ができ、初めは戸惑っていましたが、2頭でよく毛づくろいをしています。ただ、煮干しや野草など好物を与えると、眼の見えないジョン君の分までアンナさんが食べようとしてしまうので、アンナさんが食べている隙にジョン君に手渡すなど配慮が必要です。世話をしつつワオキツネザルの性格やカエルみたいな指の形、小さい爪など新たな発見も多いです。

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可愛い手(目薬中)

 保護動物では、2019年1月末にオオコノハズクという猛禽が来ました。車に衝突したと思われ、路上で保護されました。オオコノハズクと言っても体長25cm位の小さな猛禽で、眼はオレンジ色で真ん丸、耳みたいな飾り羽もあり、体は木の模様にそっくりです。

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オオコノハズク

 骨折や外傷はないのですが、靭帯や神経に異常があるのか右翼が動かせず、飛ぶことができません。来た当初から食欲は高く、近寄ると「カッカッ」とか「フゥー」と威嚇されますが、なんせ小さくて可愛いので全く怖さを感じません。 最近では運動と気分転換のため、少し広い外のスペースに出すこともあります。初めて出した日は、夕方ケージに戻そうと迎えに行くとどこにもいなくて焦りました。木にそっくりな模様は擬態と言って敵から見つかりにくくする方法ですが、私はまんまと騙されて、やっと見つけてその後ホッとしました。

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ここにいました!

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隠れています