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ムササビ、無事に野生に帰りました!

2018年10月の病院ニュースで紹介したムササビの赤ちゃんですが、その後少しずつリンゴやサツマイモ、ドングリ、ヤマモモの木の葉をかじって食べられるようになったので、ミルクの量や回数を減らしながら無事に離乳しました。さらに、大きなケージから、金網で仕切られた屋外スペースに引っ越ししました。
朝はたいてい巣箱の中で丸まって寝ていて、時々穴から顔を出してドゥルドゥルと鳴いていました。昼間は少ししかエサが減らず、夜の間に減っていました。ムササビは夜行性なので、昼間は寝ていて夜になると外に出てエサを食べたり滑空の練習をしていたのでしょう。
さて自分でエサを食べられるようになり体も大きくなったので、自力で生活できそうです。野生に返す時期ですが、冬の間はエサが少ないので、エサが豊富な春に野生に返すことが多いです。ということで、4月20日に園内の散策路の大きなクスノキに設置した巣箱の中に放しました。散策路はムササビが食べるドングリがなるシイやカシ、クリ、ヤマモモの木がたくさんあります。巣箱の中には、今まで使っていたタオルと数日分のエサも一緒に入れました。放した後数日間は、様子を見に行くと穴から顔を出したので安心しましたが、この頃姿が見えないのでちょっと心配です。葉っぱを食べて元気に生活してくれているといいなぁ。

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放す前の体重測定。640gでした!

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クスノキの高い位置に巣箱を設置してあります

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巣箱の穴から顔を出しています