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オオコノハズクの移動

2019年3月の病院ニュースで紹介したオオコノハズクは、その後も外の部屋で毎日飛ぶためのリハビリを継続しましたが、残念ながら元通りに飛ぶようになりませんでした。
飛び上がったり、足でつかまって移動することはできるのですが、羽ばたくと右の翼がほとんど動かないため右側を中心にしてクルクルと回転してしまいます。オオコノハズクは小動物を食べて生活しているため、このまま野生に帰しても、餌を捕まえることが難しいと判断しました。鳥類にとって飛翔することは、移動したり外敵から逃げるために必要ですが、ワシやタカ、フクロウの仲間にとってはさらに餌を取るためにも必要不可欠なのです。
野生に帰すことが難しいので、このオオコノハズクを最後まで飼育してくれる動物園を探しました。幸い、島根県にある松江フォーゲルパークが飼育・展示して下さるということになり、5月16日に旅立っていきました。
松江フォーゲルパークで検疫(病気がないか一定期間隔離検査すること)、元々飼育しているオオコノハズク2羽とのお見合い、同居も無事に終わり、現在は3羽で展示しているそうです。野生で生きていくことが困難でも、皆さんにオオコノハズクという動物を知ってもらうために貢献しています。命をつなぐことができて本当によかったです。いつか松江フォーゲルパークに会いに行きたいです!

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日中は日光浴もかねて外で(4月)


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高いところまで登るようになりました!(5月)