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マレーグマの爪切り

のいち動物公園には、マレーグマが2頭います。(ワンピイ♂とタオチイ♀)
どの動物もそうですが、マレーグマも爪が伸びます。
でも、もちろんマレーグマは爪切りのために一緒に部屋に入ることはできません。
そこで、2年前くらいからトレーニングにより無麻酔での爪切りを始めました。
マレーグマの飼育担当者がリンゴジュースを与えつつ、寝室の格子に手を乗せてもらうところからはじめ、爪を触る、そして獣医が爪を切るという感じで進めていき、実際に爪切りができるようになりました。

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ジュースを飲ませつつ爪を触る担当者


これにより月に1回程度は爪切りを行っています。
みなさんは切ったことないと思いますが、マレーグマの爪、想像以上に硬いです!
剪定ばさみを使って切っていますが、枝よりずっと硬いです。展示場に出す前の朝の時間に爪切りをするのですが、全部切り終わる頃には相当疲れてしまいます。(笑)

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爪切りの様子


前回のワンピイの爪切りで1本深爪をしてしまいました。ポタポタ血が流れ、ああ可哀想に!と思いつつ、せっかくなので採取して血液検査を行いました。採取後、爪に止血剤を付けて出血は止まりました。
マレーグマの採血は通常、麻酔をかけて行うことがほとんどですが、爪の出血からの採血で結局、無麻酔で検査ができてケガの功名という感じです。検査の結果、体にもどこも異常がなく、本当によかったです。